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医師SNSを運営してます! 【DocDoc】 [かっこいいSNSを作りたい!]

SNSオーナーのみなさん、こんにちは月刊SNSナビゲーターの雄基です。

今回は医師と医師とつなぐSNS、『DocDoc』を運営している木下さんがバトンを受け取ってくださいました。木下さんありがとうございます!

木下さんは、サイト上で医師の思いを自由に語ることのできるSNSを作りたい、との想いからDocDocを立ち上げたそうです。そんな木下さんのSNSは、どうすれば気軽に語り合える雰囲気を出せるかを追求したサイトなんです。きっと、自分の想いを実現するために様々な試行錯誤をなさったんでしょうね。

 

(DocDocの紹介)
DocDocは、医師と医師をつなげる紹介制SNSで、またサイト上で医師の思いを自由に語れるのことのできるSNSです。

 

◆◆はじめまして◆◆
   
  はじめまして。私は医師限定のSNS「DocDoc」を運営している木下と申します。
私自身外科医をしており、その忙しさからあまりネットを通じてコミュニケーションをとるということはあまりなかったのですが、やはりこういうご時世になると従来の面と面を会わしたリアルタイムなコミュニケーションだけではなく、空いた時間にいつでもコミュニケーションをとることができる、そんな医師の新しい交流のかたちができないものかと考え、思い切ってSNSを立ち上げることにしました。


   
  「DocDoc」http://docdoc.jpの名前の由来ですが Doctor to
 Doctorを略して命名しました。その名の通り、ドクターとドクターの交流を深めるためのサイトです。しかし、ここでお堅いことを話しても交流がすすまないので、方針としてフランクで自由に語れるサイトとしています。医療系のサイトのなかで一番医療系らしくないサイトと自負しております(笑)。
  
  実は私は昨年の10月まではmixiの名前は知っていましたが、SNS自体なんなのかまったくわからいような状態でした。最初は掲示板のようなコミュニティサイトをつくって活動していましたが、うまく盛り上がらずに悩んでいたところ、このSNSに出会い自力で運営してみることにしました。
  
 
 当然、右も左もわからないような状態でしたから大変苦労しました。つくっても本当に医師がこういうSNSサイトに入ってくれるものか悩みましたが、悩むよりも作って実際に運営してみるべしと思い、まずはプランニングから入りました。しかしプランニングといっても簡単なところです。デザイン、対象、中身(何を語りたいか)・・・などなど、ごく簡単なところからです。
  
 
 サイトはやはり見た目です。とっつきやすいかにくいか、まずこれが大事だと思い、親しみやすい、しかも敷居が高くならないように心がけました。当然ネット人口は比較的若いと想定されましたし、医師の底辺、特に若い医師にどんどん参加していただきたかったので、堅苦しいものはさけ、フランクに何でも自由に語られる雰囲気を持ったものに仕上げました。
もちろんイメージだけではなく、そこで何をしたいか、これで何ができるかも示しておくのも大事だと思い、それをわかりやすくTopページに掲げました。よくイメージだけの絵をのせてあるだけのSNSをみかけますが、抽象的すぎるとかえってわかりにくく退けてしまう結果になってしまうので、最初人数が集まるまではしっかりとサイトでしたいことを示した方がいいと思います。
  
 
 とは言っても最初はなかなか人は集まらないものです。だからといってむやみにSNSに興味のない人をいれても盛り上がりがありませんので、まずは少人数でもいいのでそこでいろいろ語ってみて雰囲気づくりからはじめるのがいいと思います。これは私の失敗談からの意見です。特に人数稼ぎに走ってしまいがちですが、内容がなければ結局そっぽを向かれてしまう原因になってしまい二度とアクセスしてもらえないことになってしまいますので、あせらず地道にやっていくのがベターです。
  
  SNSの基本はやはり交流ですので、運営者はメンバーどうしの交流に気配りが必要です。なかなか交流がすすまないことがあるので、紹介機能を使って人と人をつなげる努力が必要です。ただまったく関係のない人をつなげても意味がないので、マッチングが大切です。ここが運営者の力量が問われるとこです。
  
 
 またある程度のところで、サイト参加者に直接コミュニティ作成を依頼し、サイトにつなげるようにするのも一つの手です。その場合も運営者がバックアップをし、コミュニティ参加者を増やしてあげる努力も必要です。決して自分ばかりコミュニティをつくらないことです。運営者が前に出てしまうと一方向的なサイトになってしまい決して盛り上がらないので、あくまでもSNSは双方向的と考え全員が情報発信者となるように運営するのが大切です。
  
 
 現在、医師SNSサイトは300名以上が参加し、現在も登録数を伸ばす勢いになっています。医師といえば、テレビドラマで有名な「白い巨塔」の世界を思い浮かべるかと思います。大学病院の教授を頂点としたピラミッド式で典型的な縦社会の代表です。しかし、いま医師が求めているのはそんな旧態依然とした縦のつながりではなく、大学病院、医局、診療科と関係のない横のつながりです。これが医師個人に役立ち、また患者を診る上で今後ますます重要なものになっていくものと考えております。将来はこのSNSを医師だけのものではなく、何なかのかちで病気で悩める人たちに還元できるようしていきたい、そう真剣に考えております。
  
  以上、少し特殊な世界のSNSなので参考になるかどうかわかりませんが、SNS運営社さまのお役にたてれれば幸いです。

■■次回■■

みなさん、木下さんのお話いかがでしたか?


さて、次回の月刊SNS投稿者リレーは、月刊SNSのスキン画像をデザインしてくださっているデザイナーの藤本さんにバトンをお渡し致します。


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